当サイトにお越しいただきありがとうございます。私はサイト管理者の佐野智宏と申します。ここでは少し、私のいる業界の現状と今後のお話と、社内で取り組んでいることをご覧いただきたいと存じます。
・印刷業界の現状と今後
20世紀終盤を厳しい環境の中で乗り切ってきた印刷業界、デザイン業界各社も21世紀を迎え、更に大きな変革に出会うことは間違いありません。バブル崩壊は価格崩壊を招き、コスト構造を根底から見直すことになりました。DTPシステムの普及によるデジタル化の波は産業構造も変えてしまいました。そしてインターネットに代表される通信技術は情報メディアの産業の在り方に一石を投じております。20世紀終盤のこれらの変化に対し果敢に挑んできた印刷業界、デザイン業界ではありますが、この戦いはまだ当分続くことになるでしょう。先駆的な企業においてはデジタル化やインターネットの浸透はむしろ追い風になるかもしれません。ただ、最大の懸念は受注金額の縮小とコスト構造でしょう。この2つの懸念材料は印刷業界の本質そのものです。つまり現在の業界自体の供給能力が需要をはるかに上回っていることです。そして、就業者の高年齢化に伴う高コスト体質です。いずれにしても印刷業界、デザイン業界はこれらの問題を乗り越える必要があります。
アナログからデジタルに変化する事によって、印刷業界における分業の秩序に大きな影響が出てきました。上流である顧客やデザイナーと下流に位置する印刷会社との距離が極端に短くなりました。今ではデザイナーを抱える印刷会社や製版設備を持つ印刷会社も珍しくありません(結局は中途半端なものしかできません)。
一方、顧客になる一般企業や個人の方が、自らDTPシステムを揃え、製版までできる様になってきました。最近ではデータ入稿で印刷するだけと言った仕事も珍しいものではありません(当社はお客様とのコミュニケーションを大事にしながら、今一番有効で必要な宣伝・広告・マーケティング方法を鑑みながら、ある程度の時間をかけて商品を作り上げていくことに誇りをもっていますので、あまり受け付けていません)。しかしながら、顧客は依然印刷技術には素人であり、最終的にはプロとしての印刷会社の手を借りている事も事実です。
デジタル時代の私たち印刷会社、デザイン会社はプロとしてこれらの環境変化に臨んで行かなければなりません。まずは、素人と決定的な違いとして「マスプロダクション」が出来ることです。ある程度の大きさの仕事を効率良くこなせる制作環境が必須です(当社のDTP環境をご覧ください)。また反対に「小ロット/短納期」の仕事にも柔軟に対応できる仕組みも必要です。変化の激しい今日では「小ロット/短納期」の仕事は当然のごとく溢れ返っています。そこで当社では提携の印刷会社やインターネット通販の印刷パックなどを積極的に利用し、「小ロット/短納期/ローコスト」を実現しております。さらに、デジタル時代特有の問題として、「データの管理」が俄然重要になってきます。「データの管理」はまさにデジタル化の要です。顧客が安心してデータの管理をまかせておける環境を作ることが必要です。私のいる業界はさまざまな構造的な問題を抱えていますが、デジタル化やインターネットの浸透を追い風に少しでもお客様の業績アップにつながるよう頑張っていきたいと思います。
と長々と書きましたが、まとめると下記のようになります。
・接客で心がけていること
1.常にお客様一人一人の立場になって、的確なアドバイスと新鮮な情報を提供できる地域に密着したデザイン・印刷会社であり続けたい。
2.お客様のニーズにこたえる広告手段、デザイン、サービスを常に提供できることに存在意義を持つこと
3.専門知識を持つDTP,WEBのプロとしてお客様の良きアドバイザーとなること。
・社内で工夫していること
1.「小ロット/短納期」の仕事にも柔軟に対応する
2.外注先としてインターネットを利用し、積極的に印刷通販を取入れる
3.社外のイラストレーター、カメラマン、デザイナーと常にコミュニケーションをとること
4.「データの管理」。製作ラインと生産ライン(ほとんどが外注)の情報の共有、データの管理
5.ある程度の大きさの仕事を効率良くこなせる制作環境づくり